歴史

鴨川をどりは1872年(明治5年)に開催された日本初の博覧会「第1回京都博覧会」の観光客誘致の一助として創演されたのがはじまりです。
1884年(明治17年)~1894年(明治27年)の11年間、大戦中の1944年(昭和19年)、1945年(昭和20年)と中断されたこともありましたが、戦後すぐの1946年(昭和21年)には再開。 1951年(昭和26年)から1998年(平成10年)までは春・秋と年2回の公演が行われるなど、京の五花街の公演のなかでも最多の上演回数を誇る花街舞踊公演です。
年1回の公演となった1999年(平成11年)からは、毎年5月1日から24日まで開催され、京都の春の風物詩として親しまれています。

鴨川をどり年表

1872年(明治5年)
鴨川をどり創演
1895年(明治28年)
平安遷都1100年記念として鴨川をどりが11年ぶりに再開
1902年(明治35年)
歌舞練場改築
1915年(大正4年)
東京歌舞伎座にて公演
1918年(大正7年)
勅題を主題にし、更に踊り子少女を登場させる新趣向を用いる
1927年(昭和2年)
新歌舞練場完成
1936年(昭和11年)
ジャン・コクトー、チャーリー・チャップリンらが観劇
1946年(昭和21年)
鴨川をどり再開される
1949年(昭和24年)
大阪歌舞伎座にて公演
1958年(昭和33年)
京都市自治60周年記念
1964年(昭和39年)
オリンピック記念
1967年(昭和42年)
100回記念
1968年(昭和43年)
京都市自治70周年記念
1970年(昭和45年)
日本万国博覧会記念
1972年(昭和47年)
創演100年記念
1982年(昭和57年)
創演110年記念
1992年(平成4年)
創演120年記念
1993年(平成5年)
150回記念
1994年(平成6年)
平安建都1200年記念
第178回鴨川をどり 第1部 「芙蓉西遊記」より

第178回鴨川をどり 第1部 「芙蓉西遊記」より

明治13年鴨川踊の「唄と連名」

明治13年鴨川踊の「唄と連名」

明治43年(上) 大正13年(下)番付

明治43年(上) 大正13年(下)番付

概要・公演内容Q&A

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